蒴柄の上部にしかパピラがないように見えたので、ハネヒツジゴケかアオギヌゴケのどちらかになるはずですが、結構微妙で、あまり自信はありません。蓋の先が尖っているのも気になります。葉身中部の細胞は、野口図鑑では60~75×4~5となっているので、長さが短めです。葉身細胞だけなら、アオギヌゴケになってしまいますが、中肋は葉先近くまで行ってはいないので、細胞よりも中肋を重視してハネヒツジゴケにしたいと思います。
写真1:落葉樹の根際に群生していました。
写真2:蒴をたくさん着けていました。
写真3:生育状況
写真4:全形
写真5:枝葉よりも茎葉が少し大きめ
写真6:蒴の様子
写真7:蒴柄の上部にパピラ。蓋の先は尖り気味。
写真8:茎葉の葉身
写真9:中肋は先までいっていません。
写真10:葉先は毛状になっていません。
写真11:基部
写真12:翼細胞がはっきりしています。
写真13:基部の葉縁部
写真14:葉身中部
写真15:葉身中部の細胞。平均的なもので45×5μmほど。
写真16:葉身中部の葉縁部
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