2018年12月30日日曜日

タチヒラゴケ

タチヒラゴケ Homaliadelphus targionianus (ヒラゴケ科) <種一覧へ> <マトリックス>

石灰岩性蘚類ですが、奥多摩では結構普通に見られます。
やや乾いた岩に群生しています。石灰岩以外にもあります。
リボンゴケも石灰岩に生え、よく混生します。
リボンゴケよりもずっと小さく、マット状に密生しています。見た目が全然違います。
乾いた状態では、タチヒラゴケは枝先が下向きに曲がりますが、リボンゴケは普通上向きに曲がります。
ヤマトヒラゴケ属のナガエタチヒラゴケがタチヒラゴケによく似ているらしいですが、見たことがありません。葉を検鏡すれば、かなり違うようです(小舌片なし、中肋は中部以上、細胞は薄壁など)。蒴柄が長めのものを見たら、疑ってみてもいいかも(ナガエは8mmほど、タチヒラは4~6mmだそうです)。

タチヒラゴケの検鏡写真は、こちらです。

 写真1

写真2 

 写真3

 写真4

 写真5

写真6

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