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2021年12月17日金曜日

QGIS3で植生図その3(GPSとの連携)

※※ QGISのバージョン3に対応しました。 ※※

その1(基本データの作成まで)はこちら
その2(整形など)はこちら


データのやりとりは、GPX形式が基本か。KMLも使える。


ポイントデータ


shape→カシミール p.572

QGISを立ち上げる。
書き出したいポイントデータのレイヤで、右クリックし、「エクスポート」→「地物の保存」。
測地系を「WGS84」にして新たなシェイプファイルに書き出す。
どうも、測地系をWGS84にしてあげないと、うまく変換できないみたい。
ポイント名として書き出したい項目の項目名を「name」にする。「プロパティ」→「属性」
書き出す時に、項目は「name」だけを選ぶ。
GPX形式かKML形式で書き出す。

(GPX形式で書き出す場合)
GPX形式で書き出してカシミールに読み込むと、ポイント名の日本語がなぜか文字化けしている。
書き出したGPXファイルをメモ帳などのテキストエディタで中身を表示してみると、1行目にエンコードの指定がないようである。
1行目を以下のように修正し、ファイルを保存すると、文字化けが直るみたい。

修正前
<?xml version="1.0"?>
修正後
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

保存したファイルをGPSにコピーすれば、GPSでも問題なく表示される。
カシミールを経由する必要もない。

(KML形式で書き出す場合)
KML形式なら、文字化けが起こらない。
カシミールを立ち上げ、KMLファイルを読み込む。
必要なデータを選択し、GPX形式で書き出す。


カシミール→GPS

カシミールのGPSデータエディタで書き出したいポイントデータを選択し、「ファイル」→「選択したデータの書き出し」を選択する。
ファイルの種類をGPXにする。
書き出す。
「GPSでの名前」は特に何もいじる必要なし。
GPXファイルをGPSのGPXフォルダにコピーする。
「ポイント名」が表示される。
「GPSでの名前」は表示されない。
これをカシミールに再度読み込むと、「GPSでの名前」に「ポイント名」が全部コピーされ、元々の「ポイント名」に入っていたデータは消えている。


カシミール→shape

カシミールのGPSデータエディタで書き出したいポイントデータを選択し、GPX形式で書き出す。
QGISを立ち上げて、GPXファイルをドラッグする。
カシミール上での「ポイント名」が「name」という項目名のところに入っている。
レイヤパネルの所で、書き出すレイヤを右クリックし、「名前を付けて保存」を選択。
shape形式で保存する。
カシミールを経由しないで、GPSのGPXファイルを直接ドラッグしてもいい。





ラインデータ

shape→カシミール


※※ 調査地の範囲のshape(ポリゴン)をカシミールやGPSで表示できるようにする方法 ※※

QGISを立ち上げる。
新規プロジェクトを作成・設定する(その1参照)。
国土地理院の地図を表示する(その1参照)。
「レイヤ」→「レイヤの追加」→「ベクターレイヤの追加」でshapeファイルを選択。
どうも、測地系をWGS84にしてあげないと、うまく変換できないみたい。
読み込んだレイヤを選択し、右クリックで「名前をつけて保存する」で、測地系をWGS84にして新たにシェイプを書き出す。
「プロセッシング」→「ツールボックス」→「QGISジオアルゴリズム(117)」→「ベクタジオメトリツール」→「ポリゴンをラインへ」
レイヤパネルで、作成されたラインごとに右クリックして「名前をつけて保存する」→「gpx」で書き出し。
そのままやるとエラーが起こったので、エクスポートするフィールドを全解除したら、うまくいった。
カシミールでgpxを開くと、「ルート」に読み込まれるので、「GPSデータエディタ」で「変換」→「トラックへコピー」。「ルート」の方は消す。


カシミール→GPS

ポイントデータとやることは同じ
「トラック名」がGPSのトラック一覧に表示される。


カシミール→shape

カシミールのGPSデータエディタで書き出したいトラックデータを選択し、GPX形式で書き出す。
QGISを立ち上げて、GPXファイルをドラッグする。
カシミール上での「トラック名」が「name」という項目名のところに入っている。
レイヤパネルの所で、書き出すレイヤを右クリックし、「名前を付けて保存」を選択。
shape形式で保存する。
カシミールを経由しないで、GPSのGPXファイルを直接ドラッグしてもいい。



その1(基本データの作成まで)はこちら
その2(整形など)はこちら

2020年2月14日金曜日

ワードの相互参照

ワードで報告書を作成する場合、段落番号や図表番号、写真番号などは「相互参照」を使う仕組みになっているようです。

参考資料
「相互参照」が便利な理由


図、表、写真のタイトルを挿入
「参考資料」→「図表」→「図表番号の挿入」
普通は章番号と組み合わせる。適宜です。
「図表番号の挿入」→「番号付け」→「章番号を含める」にチェックして、章タイトルのスタイルと区切り文字を指定。


本文に相互参照を挿入
「参考資料」→「図表」→「相互参照」

図、表、写真が複数にまたがる場合
順番に(1)・・・と図表番号の後ろに付ける。(手動)
最初だけ「図表番号の挿入」を用いる。
(2)以降は、「相互参照」で挿入して、手動で(2)と入力する。

ワードでは自動更新されない仕組みになっているので、いちいち「ctrl+A」で全体選択してから、右クリック→「フィールドの更新」を実行。

2020年2月12日水曜日

ワードで写真帳

ワードで写真帳を作る時のいいところは、自動的に枠の中に収まってくれるところ。
別にあらかじめリサイズしなくても、勝手にサイズを小さくしてくれるところ。
貼り付けた写真はコピペで、別の所にも同じ大きさで貼れます。

標準では220dpiで、圧縮ありに変換されるようです。

画質をよくすることもできるようで、Word内の画像を高画質で維持したいを参考に、330dpiで圧縮なしを試してみましたが、ファイルが相当に大きくなったわりには、効果はさほどありませんでしたので、標準でいいように思います。


ワードで写真帳を作る作業手順を整理しました。

「挿入」→「表」で列数と行数を指定する。
透明の罫線にしたい時は、表全体を選択し、「表ツール」→「デザイン」→「飾り枠」で「罫線なし」を選んでから、「罫線」→「格子」
罫線が見えなくなってしまうので、「表ツール」→「レイアウト」→「表」→「グリッド線を表示」をクリック
表を選択して右クリックで「表のプロパティ」
「表」→「オプション」→「オプション」→「自動的にセルのサイズを変更する」をオフにする。この設定は、表全体に対して指定するようで、セル個別には設定できなそうです。
ついでに規定のセルの余白も指定。上下は0.5mm、左右は1mm。適宜です。この設定はセルごとにも設定できるようです。
「表ツール」→「レイアウト」→「配置」で、上揃えの中央揃えにする。適宜です。
タイトル用にからのリターンを入れておくと、貼り付けた後にタイトルを入力しやすいです。
表全体を選択して、「ホーム」→「段落」→右下隅をクリック
「段落」→「インデントと行間幅」で、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」をオフにする。
あとは「挿入」→「画像」で、ファイルを選んで貼り込むだけ。


描画ソフトの基本操作

ソフトによって操作法が違うので、面倒です。
一番多用するパンとズームですが、AltやCtrlキーを使わないQGISが優れているように思いました。


ペイント3D

(写真に字や線を書き込むのに使用)
パン:Altを押し、マウス左を押しながらドラッグ
ズーム:マウスのホイール
描画:マウス左ボタンを押しながらドラッグ


QGIS

パン:Spaceを押しながらドラッグ
ズーム:マウスのホイール
戻る:BS
描画:左クリック
入力終了:右クリック


イラストレーター

パン:Spaceを押し、マウス左を押しながらドラッグ
ズーム:Altを押しながら、マウスのホイール
ウインドウ内で最大表示:手のひらツールボタンをダブルクリック
戻る:Ctrl+Z
描画:左クリック または 左ドラッグ
入力終了:Ctrl+左クリック


GIMP

パン:Spaceを押しながらドラッグ
上下移動:マウスのホイール
左右移動:Shift+マウスのホイール
ズーム:Ctrlを押しながら、マウスのホイール
ウインドウ内で最大表示:Ctrl+Shift+J
戻る:
描画:
入力終了:


ワード






2020年2月10日月曜日

GIMPで面積測定

GIMPによる面積測定

イラストレーターで植生図を書いた場合は、ビットマップに書き出して、ドット数の比率で面積を割り出すしかありません。

作業手順
イラストレターにおける下準備
周囲線なしで凡例ごとに色を塗り分ける。違う凡例で同じ色にならないように注意。
「ファイル」→「書き出し」でBMPに書き出す。
 カラーモード:RGB
 解像度:スクリーン(72dpi)
 アンチエイリアス:なし ← ここ重要
 色数:32bit
 圧縮:なし


GIMPのおける作業

「選択」→「色域を選択」
しきい値を0にする
「色」→「色の情報」→「ヒストグラム」
1つずつ色を指定していって、ヒストグラムの総ピクセル数を記録する。



ずっとフォトショップでやっていましたが、GIMPの方が簡単です。


2019年4月30日火曜日

家庭園芸覚え書き

完全に、自分のため、備忘録として。

アサガオ | トウモロコシ | 落花生 | キュウリ | サトイモ






アサガオ

(20190430)
芽が出ず。コガネムシの被害? 寒さのせい?




トウモロコシ

(20190430)
20粒まき直して、3分の2くらい出たかな。エンドウのせいで、日当たり不良か? 寒すぎる? スタートダッシュ失敗。 → 市民農園の方がいい(日当たり)。来年も3月下旬に播いてみる。ダイソウの種。150円分(約30粒)→20本が育つように。




落花生

落花生(ジャンボラッカセイ)

20190406
20粒播種(1粒ずつ)。トンネル。

発芽まで20日ほどかかった。
結局、20粒播いて、13粒発芽した。
寒さに弱いようなので、トンネルは有効だろう。

(20190430)
ネコ?にやられた。入口は開けておかない方がいい。20粒播いて13粒発芽。発芽率は3分の2。来年は30粒播いて、20粒発芽に挑戦。20個、苗ができたら、ジャガイモの後に移植してみる。移植も実験。今回は大元に5苗、ジャガイモ後に4苗×2、移植してみるか。
石灰は多めがいいらしい。

20190503
トンネルを外し、2株だけ苗を移動した。
根はかなり張っていた。本当はあまり移動しない方がいいのかも。

2020はポットで育苗

2020の秋
掘り起こして、乾かしていたら、カラスに食べられた。網をかぶせておかないとだめ。





キュウリ


20190406
うどんこ病に強い品種。播種。約40粒。1粒ずつ播いた。

20190503
トンネルをはずす。

20190505
3株だけ移動(移植)。
たっぷり雨が降った後がいい。
移植先は深めに穴を掘っておく。
シャベルごと両手で土を押さえて移動。
根の張りが弱いので、慎重に。


サトイモ

20210311
土をかぶせておいたものを掘り起こしたら、半分ほど腐っていた。
秋のさっさと掘り起こして、籾殻いっぱいの段ボール箱で、室内保存すればよかった。









2019年4月10日水曜日

QGISとGPS

備忘録その3(GPSとQGISの連携について)

※※ QGISのバージョン3に対応させました ※※  → こちら

その1(基本データの作成まで)はこちら
その2(整形などについて)はこちら

shape→GPS

調査地の範囲のshape(ポリゴン)をカシミールやGPSで表示できるようにする方法

QGISを立ち上げる。
新規プロジェクトを作成・設定する(その1参照)。
国土地理院の地図を表示する(その1参照)。
「レイヤ」→「レイヤの追加」→「ベクターレイヤの追加」でshapeファイルを選択。
どうも、測地系をWGS84にしてあげないと、うまく変換できないみたい。
読み込んだレイヤを選択し、右クリックで「名前をつけて保存する」で、測地系をWGS84にして新たにシェイプを書き出す。
「プロセッシング」→「ツールボックス」→「QGISジオアルゴリズム(117)」→「ベクタジオメトリツール」→「ポリゴンをラインへ」
レイヤパネルで、作成されたラインごとに右クリックして「名前をつけて保存する」→「gpx」で書き出し。
そのままやるとエラーが起こったので、エクスポートするフィールドを全解除したら、うまくいった。
カシミールでgpxを開くと、「ルート」に読み込まれるので、「GPSデータエディタ」で「変換」→「トラックへコピー」。「ルート」の方は消す。

「業務で使う林業QGIS」の486ページを参照。


GPS→shape

ポイントデータとラインデータは別々に行う。
カシミールのGPSデータ編集画面で、書き出したいデータを選択し、「ファイル」→「選択したデータの書き出し」を選択する。
ファイルの種類をKMLにする。
文字コードをUTF-8にする。shift JIS ではなぜか変換できない。
書き出す。
QGISを立ち上げる。
「ベクタレイヤの追加」でKMLファイルを選択する。
レイヤパネルの所で、書き出すレイヤを右クリックし、「名前を付けて保存」を選択。
shape形式で保存する。

2019年2月20日水曜日

山の持ち物

山登りの基本装備

◆雨具上下
◆レインハット(なくてもいい)
◆傘(なくてもいい)
◆帽子(冬はニット帽。タオルでも代用できる)
◆GPS
◆カメラ(接写用と望遠用の2台)
◆スマホ
◆腕時計
◆超軽量ナップサック:アシックスの大型。非常に便利。
◆超軽量肩掛けポーチ:モンベルA4サイズ。非常に便利。
◆ストック2本
◆長靴
◆ライター:ビバークの時のため
◆ポケットティッシュ:うんこ用
◆予備電池(カメラ用、GPS用それぞれ1セットずつ)
◆予備バッテリー(スマホ用)
◆手袋:素手は危険。親指と人差し指だけ先がないのがいい。
◆テーピングテープ:バンドエイド不要
◆ヘッドライト


限定装備

(冬)
◆保温ポット:お茶用とお湯用の2つ
◆カップ:お椀でもなんでもいい
◆箸

食料一式

観察セット一式(地衣類)
◆ピンセット
◆定規
◆カッター
◆ビニール袋
◆メモ帳
◆シャーペン

観察セット(昆虫)
◆指し棒
◆懐中電灯

釣りセット

お風呂セット
◆タオル2枚
◆下着:パンツ、シャツ、靴下
◆ひげそり

熊よけ(夏)
◆クマ鈴
◆熊スプレー

虫対策(夏)
◆ヒルよけ:ヤマビルファイターなど
◆電子蚊取り:予備電池も
◆虫除けスプレー
◆ポイズンリムーバー
◆塗り薬



車中泊の装備

◆バッテリー
◆コンバーター
◆電気スタンド
◆LED照明
◆布団一式
◆充電セット
◆ウィスキー
◆コップ


縦走の装備

◆テント
◆シュラフ
◆シュラフカバー
◆マット
◆雨具:下はモンベルの最軽量
◆500ccペットボトル
◆折りたたみ水筒:2.5リットル
◆コッヘル
◆バーナー
◆ボンベ:小1個で10日分
◆ライター
◆はし
◆歯ブラシ
◆タオル1枚
◆ヘッドライト
◆ヘッドライト予備電池
◆防寒着:ダウンがいい
◆停滞着一式:ジャージ、アンダーシャツ、上着のシャツ、靴下
◆食料一式




2019年1月12日土曜日

QGISで植生図 その2

QGISで植生図その2(整形などについて)

※※ QGISのバージョン3に対応させました ※※  → こちら

その1(基本データの作成まで)はこちら
その3(GPSとQGISの連携について)はこちら

ラベル

全てのラベルを表示する
「プロパティ」→「ラベル」→「レンダリング」→「このレイヤの全ラベル表示」にチェック

ラベルに縁取りを付ける
「プロパティ」→「ラベル」→「バッファ」→「テキスト縁取り描画」にチェック

ラベルの背景に四角を配置する
引き出し線を引く場合は、縁取りよりも四角の方が、きれいになります。
「プロパティ」→「ラベル」→「背景」
図形→「四角形」、サイズX→「0.5」、サイズY→「0.3」、オフセットY→「-0.3」
数字は適宜。

ポリゴン内に移動
「プロパティ」→「ラベル」→「配置」→「ポイントをポリゴンの内側に移動する」にチェック

ラベル位置の微調整
ラベルの位置を個別に微調整できます。
林業QGISの246ページ参照

地理座標系(緯度経度で位置を指定する座標系)で作成したデータでこの方法が使えるのか不明。

(フィールドの準備)
ラベル移動先の座標を入れるフィールドを作成する。
属性テーブルを編集モードにしてフィールド追加アイコンをクリック
名前はxが「x」、yが「y」、回転しないなら回転フィールドは不要
タイプは小数点付き数値(real)で幅は20、精度は4(←このとおりでなくてもいいと思う)
(ラベルとの関連付け)
レイヤプロパティ→ラベル→配置を開く。
「データで定義された」の「座標x」にxフィールドを指定
同じくyも指定
(ラベルの移動)
編集モードにするとラベルツールバーのラベルの移動が有効になります。
移動は移動したいラベルをドラッグするだけ。

ラベルに引き出し線を付ける
<QGIS2の場合>
「プロパティ」→「スタイル」→「+」
<QGIS3の場合>
「プロパティ」→「シンポロジー」→「+」

以下同じ
「シンボルレイヤタイプ」を「シンプルマーカー」から「ジオメトリジェネレータ」に変更する。
「ジオメトリタイプ」を「ラインストリング/マルチラインストリング」に変更する。
テキストボックスに以下の式を入力する。

make_line( make_point( $x,$y), make_point( "x","y"))
このままだとラベルの左下に向かってラインが引かれるので、
↓こんな感じで、第2引数の値を微調整すると多少見やすくなるかもしれません。
make_line( make_point( $x,$y), make_point( "x"+5,"y"+2))

(参照)
https://forestry-gis.blogspot.com/2018/08/blog-post.html


(注意)
ポリゴンでも引き出し線が引けるようですが、やり方がわかりませんでした。
仕方がないので、ポイントから引いています。

表示色の変更

プロパティ→スタイル→シンボルの色のところで右クリック→色変更→スポイトをクリック→「色をサンプルする」をクリック→取得したい色のところでクリックすると色を取得できる(p134参照)
QGISの外からも取得できる。

凡例

エクセルで表を作って、PDFに書き出し、イラストレーターで立ち上げて整形がいいかも。
色はイラストレーター上で吸い出せばいい。

(色のコピーの仕方)
書き出したpdfをイラストレーターで立ち上げ、色をスポイトで吸う。
「塗り」をダブルクリックして、「カラーピッカー」を起動。
#の値をコピー
エクセルで「塗りつぶしの色」のアイコンをクリック→「その他の色」
Hexに先ほどコピーした値を貼り付け


印刷設定

コンポーザを使う。
スケールや方位と、本体の図は別で書き出す。
後で位置変更できるように。
本体の図は、何も付けず、本体の図だけで書き出す。縮尺を決めるくらい。
凡例やスケールや方位はイラストレーター上で貼り付ける。
スケールと方位はラスターでなくて印刷。本体の図はラスターで印刷。
書き出し形式はpdf。

書き出し

イラストレーター形式で書き出せるはず。 → pdf形式。



その他の便利機能

バッファーの作成

「ベクタ」→「空間演算ツール」→「固定距離バッファ」
「線分率」はとりあえず「5」のままで。
林業QGISの328ページ参照。

ブロック区分ごとの面積計算

ブロック区分図を作成(ポリゴン)。外周は適当に広めでいい。
ブロック区分図の属性データ編集画面でフィールドを新たに作り、そこにそれぞれのブロック名を入力。
「ベクタ」→「空間演算ツール」→「交差」
林業QGISの338ページ参照。
「入力レイヤ」に植生図のレイヤを指定。
「レイヤの交差」にブロック区分図のレイヤを指定。
実行する。
新たに作られた交差のレイヤで属性データ編集画面を開く。
属性データ編集モードにする。
フィールド計算機ボタンをクリックする。
「ジオメトリ」から「$area」を選択。
「OK」をクリックすると、面積が計算される。
表全体を選択して「ctrl+C」。エクセルにペースト。

矢印

ラインを引く。
プロパティ→スタイル→「+」
シンボルレイヤタイプを「シンプルライン」から「矢印」に。
ツールバーの「地物の回転」や「地物の移動」が使えます。




2019年1月11日金曜日

QGISで植生図 その1

QGISで植生図その1(基本データの作成まで)

※※ QGISのバージョン3に対応させました ※※  → こちら

その2(整形など)はこちら
その3(GPSとの連携)はこちら

(植生図の作成手順)
国土地理院の地図をベースに下図(ベース図面)を配置する。
現場の図面(手書きの植生図等)をその上に配置する。
境界線をひたすら引く。少しはみ出すように。
ラベル(凡例)をポイントデータで入力する。
境界線のデータ(ラインデータ)をポリゴン化する。線で囲われている部分が一気にポリゴンになる。
ポリゴンにラベル(凡例)のポイントデータを属性結合する。
これで大元のshapeファイルはほぼ完成。

(重要種位置図)
引き出し線にも対応 → 詳しくはその2(整形など)を参照


QGISのバージョン

安定版のQGIS2.18を使用しています。
最新バージョンでも同様にできるようです(本人未確認)が、2.18でも何の不満もないので、そのまま使用しています。


参考文献

QGISのバージョン2.18に対応したマニュアル「業務で使う林業QGIS 徹底使いこなしガイド」を大いに参考にしています。これはなかなかいいです。お薦めします。
http://www.ringyou.or.jp/publish/detail_1409.html

QGISの最新バージョン(Ver.3.6)に対応した「業務で使うQGIS Ver.3 完全使いこなしガイド」でも、いいかと思いますが、私は持っていません。


QGIS2.18のインストール

(インストール元)
https://www.qgis.org/ja/site/forusers/download.html

32bit版なら64bitマシンでも使えるそうです。スタンドアロンタイプ。


プラグインのインストール

「プラグイン」→以下の4つのプラグインをインストール
「TileLayerPlugin」
「Spline」
「QuickMapServices」
「Join multiple lines」


豆知識

ファイル名はローマ字半角、短め、最初は数字じゃない方がいいらしい。→ファイル名も項目名も日本語で大丈夫そうです。


国土地理院の地図を表示できるようにする

(準備と設定)
国土地理院のファイルをダウンロード
林業QGISの78ページ参照

(表示)
「web」→「タイルレイヤプラグイン」→「タイルレイヤを追加する」→標準地図を選択して「追加」
「プロジェクトの設定」の設定でオンザフライをONにしてから地図を表示しようとすると、なぜかエラーが起こり、フリーズする、または、何も表示されないことがある。


プロジェクトの設定

プロジェクトのプロパティ→オンザフライ→ON
オンザフライをONにしておけば、異なる空間参照システムでも、QGISがうまく重ねてくれる。
プロジェクトの空間参照システムを設定
GPSで使っているWGS84(EPSG4326)などの地理座標系では、上下がつぶれたように表示される。面積や距離も正確に測定できない。
投影座標系の平面直角JDG2000(日本は19に分けられている)がいい。
関東なら→9(EPSG2451)
どこを利用するかは国土地理院のWebサイトを参照。
http://www.gsi.go.jp/LAW/heimencho.html


作業用ベース図の書き出しと配置

ベース図は位置をずらすといちいちWEBに読みに行くので、必要なところだけ、作業用ベース図としてjpgで書き出して、ラスタレイヤとして表示させた方が時間の節約になる。
プロジェクトの空間参照システムを設定してから書き出さないと、うまく表示できない。
位置情報付きのイメージファイルとして出力するためには
「プロジェクト」→「画像として保存」
自動的に同じファイル名でワールドファイル(位置情報ファイル:jgw)も作成される。
「レイヤ」→「レイヤの追加」→「ラスタレイヤの追加」を選び、書き出したファイルを選択する。
「CRSが定義されていません」というメッセージが表示され、何も表示されない時は、そのレイヤで右クリックし、「プロパティ」→「一般情報」→「空間参照システム」をプロジェクトと同じ測地系に変更する。


 現場図面の配置

林業QGISの401ページ参照

(ラスタファイルの準備)
現場図面のラスタファイルが大きすぎるとジオリファレンサーでまともに表示されないみたい。
上を北にしておいた方がいい。
合わせる点をあらかじめ決めておいて、マークしておくといい。

(操作)
ラスタ→ジオリファレンサー→ジオリファレンサー
GDALジオリファレンサーというプラグインがインストールされていないとメニューに出てこない。
ジオリファレンサーが起動したら、「変換の設定」で変換タイプを設定。
  ・シンプレートスプライン:移動だけ。合わせる点は1点でいい。
  ・線形:移動と拡大縮小だけ。新しい画像ファイルは作らない。2点でいい。
  ・ヘルマート:移動と拡大縮小と回転。ゆがめない。2点でいい
  ・多項式:さらに画像をゆがめる。3点以上。
 変換タイプは普通ヘルマートでいいが、多項式1なら間違いないか。
「ラスタを開く」をクリック。
変換時の座標参照系はプロジェクトと同じでないとだめかも。
「ポイントの追加」で、元と先で合わせる点を設定。あらかじめ両方とも拡大しておくといい。
「変換の設定」で、出力ファイルのファイル名を設定し、完了時にQGISにロードするにチェック。
「ジオリファレンスの開始」をクリック。
表示されれば成功。


区分線の入力

(範囲線を作る)
まずは範囲をポリゴンで作成して、ポリゴンをライン化するといい。
「プロセッシング」→「ツールボックス」→「QGISジオアルゴリズム」→「ベクタジオメトリツール」→「ポリゴンをラインへ」

(区分線を入力する)
「編集モード切替」をクリックして編集モードにする。
「地物の追加」をクリックする。
左クリックで点を書いていって、最後に右クリック。
1つ戻りたい時は「バックスペース」キーを押す。
書いている途中で画面をスクロールしたい時は「スペース」キーを押しながら、ドラッグする。
拡大縮小したい時はマウスのホイールを回す。
入力が終了したら「レイヤ編集内容の保存」をクリック。
「編集モード切替」をクリックして編集モードを終了する。

(区分線の微調整)
「ノードツール」をクリックすると、地物の屈曲点の移動ができるようになる。
「高度なデジタイジングツールバー」を表示させると、地物の細かな編集ができる。


ラベルの入力

ポイントで、記録していく。
あらかじめ入力するフィールドを作成する。
入力した値は、ラベルとして表示するように設定する。
入力する略号はローマ字が早くて便利(お好きにどうぞ)。
ポイントがダブっても大丈夫。

→このデータは最終的にいらなくなるが、引き出し線を引きたい時はこれを使うことになる。これを使えば便利。

※引き出し線について
ポリゴンからも引き出し線が引けるようですが、操作法がよくわからないので、とりあえずですが、引き出し線の基点にラベルのポイントを使います。ですので、後ほどラベル作成に引き出し線を使いたいのであれば、ラベル入力時のポイント位置も、ある程度気を遣う必要があると思います。


 ポリゴン化

ラインをポリゴン化する。
「プロセッシング」→「ツールボックス」→「QGISジオアルゴリズム」→「ベクタジオメトリツール」→「ポリゴン化」をダブルクリック
入力レイヤを選んで、「Run」

ある時、「'NoneType' object has no attribute 'isMultipart' See log for more details」というエラーメッセージに遭遇し、ポリゴン化できず。

ググって以下の記事にたどり着いた。
https://gis.stackexchange.com/questions/238637/polygonizer-error-nonetype-object-has-no-attribute-ismultipart-see-log-for

ここに出ている「Nullの長さがある」という部分をたよりに修正し、無事ポリゴン化に成功。

(修正作業手順)
属性テーブルを開く。
編集モードにする(えんぴつアイコンをクリック)。
フィールド計算機ボタンをクリック。
出力フィールド名を入力。
ジオメトリの中の「$length」をクリック。
詳しくは林業QGISの286ページを参照。
長さが「Null」の行を全部消して、保存。


属性の結合

ポリゴンにポイント情報を結合する。
「プロセッシング」→「ツールボックス」→「QGISジオアルゴリズム」→「ベクタ一般ツール」→「属性の結合」をダブルクリック、または、
「ベクタ」→「データマネジメントツール」→「属性の結合」をクリック
「対象ベクタレイヤ」にポリゴン、「ベクタレイヤを結合する」にポイントの指定。
「ジオメトリの述語」は「含む」
「属性値の概要」は普通「交差する全ての地物の属性を総合して利用する」にするが、エラーが起こる場合は「最初に位置する地物の属性をとる」にする。エラーの原因は未解決。
「Run」をクリック。


確認と修正

①ラベル抜け
ラベルがなかったものは抜けている。ラベルを追加する。
②区分線不良
色塗りしたものとラベルのポイントデータを表示させて、同一ポリゴン内に違う凡例が2つ以上ないか確認。線が切りきれてないことが多い。同一凡例が2つ以上あっても気にしなくていい。
③同一凡例が隣り合わせ
色塗りしたものを表示させて、同一凡例が隣り合っていないか確認。区分線を短くして、同一凡例にする。
④微小ポリゴン
微小ポリゴンが形成されている時は、線を修正する。

修正が終わったら、ポリゴン化から繰り返す。


属性テーブルの編集

(データが大量の場合)
属性テーブルを表示させ、全選択してctrl+C
エクセルのから表にペースト。
桐に変換
桐で編集
桐からCSV形式で書き出し(フィールド名もつける)
(""で囲まれていない。ただのカンマ区切り)
エクセルで編集して、エクセルからCSVに書き出しても同じ。
QGISに戻る
「レイヤ」→「レイヤの追加」→「デリミテッドテキストレイヤの追加」
エンコードを「system」にすれば文字化けしないはず。
CSVの表がレイヤパネルに追加される
(CSVからの読み込みだと全てのデータが文字列になるそうです)→うそです。数字は数値として認識されました。
対象のレイヤで→「プロパティ」→「結合」→「+」
画面どおり
リレーション(結合関係)が記憶される。なので、新たに入力しても結合される。結合元の表を消したり、修正すると、結合先でも消えたり、修正される。
照合項目のフィールドタイプが数値と文字列で違っていても、なんと結合されました。
最終的にはシェイプに書き出す。書き出し先ではリレーション(結合関係)はなくなり、結合した表のデータが埋め込まれる。

(データが少ない場合)
属性テーブルを表示させ、編集モードにする。
新たなフィールドを作成する。
現地凡例で並び替える。
ひたすら手入力する。
意外と早くて簡単。これで十分かも。


shapeに保存

最終的にできたものを、「名前をつけて保存する」で、shapeに書き出して保存する。
「保存エラー」が起こる時は、多分書き出しフォルダがおかしい
書き出したら、テンポラリーのレイヤーは消す。



図面の整形・印刷関係はこちら
GPSとのデータ連係はこちら
重要種位置図の作り方は後ほど


2019/1/11




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ウェッブページ上の表をExcelに取り込む方法
https://www.forguncy.com/blog/20170706_webquery




イラストレーターCS2、フォトショップCS2、アクロバットpro

2019/1/10、windows7のマシンにダウンロード、インストールできました。
(ダウンロードの方法)
https://sitebk.com/illustrator/illustrator-cs2-download/
(ダウンロード先にたどり着けない時)
https://forums.adobe.com/thread/2194532
(上のに出ているダウンロード先)
https://helpx.adobe.com/jp/creative-suite/kb/cs2-product-downloads.html?promoid=19SCDRQK
(イラストレーターやフォトショップで毎回出てくる登録画面を消す方法)
https://macruby.info/windows/photoshop-cs2-register-everytime.html


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