QGISで植生図その2(整形などについて)
※※ QGISのバージョン3に対応させました ※※ → こちら
その3(GPSとQGISの連携について)はこちら
ラベル
全てのラベルを表示する「プロパティ」→「ラベル」→「レンダリング」→「このレイヤの全ラベル表示」にチェック
ラベルに縁取りを付ける
「プロパティ」→「ラベル」→「バッファ」→「テキスト縁取り描画」にチェック
ラベルの背景に四角を配置する
引き出し線を引く場合は、縁取りよりも四角の方が、きれいになります。
「プロパティ」→「ラベル」→「背景」
図形→「四角形」、サイズX→「0.5」、サイズY→「0.3」、オフセットY→「-0.3」
数字は適宜。
ポリゴン内に移動
「プロパティ」→「ラベル」→「配置」→「ポイントをポリゴンの内側に移動する」にチェック
ラベル位置の微調整
ラベルの位置を個別に微調整できます。
林業QGISの246ページ参照
地理座標系(緯度経度で位置を指定する座標系)で作成したデータでこの方法が使えるのか不明。
(フィールドの準備)
ラベル移動先の座標を入れるフィールドを作成する。
属性テーブルを編集モードにしてフィールド追加アイコンをクリック
名前はxが「x」、yが「y」、回転しないなら回転フィールドは不要
タイプは小数点付き数値(real)で幅は20、精度は4(←このとおりでなくてもいいと思う)
(ラベルとの関連付け)
レイヤプロパティ→ラベル→配置を開く。
「データで定義された」の「座標x」にxフィールドを指定
同じくyも指定
(ラベルの移動)
編集モードにするとラベルツールバーのラベルの移動が有効になります。
移動は移動したいラベルをドラッグするだけ。
ラベルに引き出し線を付ける
<QGIS2の場合>
「プロパティ」→「スタイル」→「+」
<QGIS3の場合>
以下同じ
「シンボルレイヤタイプ」を「シンプルマーカー」から「ジオメトリジェネレータ」に変更する。
「ジオメトリタイプ」を「ラインストリング/マルチラインストリング」に変更する。
「プロパティ」→「スタイル」→「+」
<QGIS3の場合>
「プロパティ」→「シンポロジー」→「+」
以下同じ
「シンボルレイヤタイプ」を「シンプルマーカー」から「ジオメトリジェネレータ」に変更する。
「ジオメトリタイプ」を「ラインストリング/マルチラインストリング」に変更する。
テキストボックスに以下の式を入力する。
make_line( make_point( $x,$y), make_point( "x","y"))
このままだとラベルの左下に向かってラインが引かれるので、
↓こんな感じで、第2引数の値を微調整すると多少見やすくなるかもしれません。
make_line( make_point( $x,$y), make_point( "x"+5,"y"+2))
(参照)
https://forestry-gis.blogspot.com/2018/08/blog-post.html
(注意)
ポリゴンでも引き出し線が引けるようですが、やり方がわかりませんでした。
仕方がないので、ポイントから引いています。
表示色の変更
プロパティ→スタイル→シンボルの色のところで右クリック→色変更→スポイトをクリック→「色をサンプルする」をクリック→取得したい色のところでクリックすると色を取得できる(p134参照)QGISの外からも取得できる。
凡例
エクセルで表を作って、PDFに書き出し、イラストレーターで立ち上げて整形がいいかも。色はイラストレーター上で吸い出せばいい。
(色のコピーの仕方)
書き出したpdfをイラストレーターで立ち上げ、色をスポイトで吸う。
「塗り」をダブルクリックして、「カラーピッカー」を起動。
#の値をコピー
エクセルで「塗りつぶしの色」のアイコンをクリック→「その他の色」
Hexに先ほどコピーした値を貼り付け
印刷設定
コンポーザを使う。スケールや方位と、本体の図は別で書き出す。
後で位置変更できるように。
本体の図は、何も付けず、本体の図だけで書き出す。縮尺を決めるくらい。
凡例やスケールや方位はイラストレーター上で貼り付ける。
スケールと方位はラスターでなくて印刷。本体の図はラスターで印刷。
書き出し形式はpdf。
プロパティ→スタイル→「+」
シンボルレイヤタイプを「シンプルライン」から「矢印」に。
ツールバーの「地物の回転」や「地物の移動」が使えます。
書き出し形式はpdf。
書き出し
イラストレーター形式で書き出せるはず。 → pdf形式。その他の便利機能
バッファーの作成
「ベクタ」→「空間演算ツール」→「固定距離バッファ」
「線分率」はとりあえず「5」のままで。
林業QGISの328ページ参照。
ブロック区分ごとの面積計算
ブロック区分図を作成(ポリゴン)。外周は適当に広めでいい。
ブロック区分図の属性データ編集画面でフィールドを新たに作り、そこにそれぞれのブロック名を入力。
「ベクタ」→「空間演算ツール」→「交差」
林業QGISの338ページ参照。
「入力レイヤ」に植生図のレイヤを指定。
「レイヤの交差」にブロック区分図のレイヤを指定。
実行する。
新たに作られた交差のレイヤで属性データ編集画面を開く。
属性データ編集モードにする。
「ベクタ」→「空間演算ツール」→「交差」
林業QGISの338ページ参照。
「入力レイヤ」に植生図のレイヤを指定。
「レイヤの交差」にブロック区分図のレイヤを指定。
実行する。
新たに作られた交差のレイヤで属性データ編集画面を開く。
属性データ編集モードにする。
フィールド計算機ボタンをクリックする。
「ジオメトリ」から「$area」を選択。
「OK」をクリックすると、面積が計算される。
表全体を選択して「ctrl+C」。エクセルにペースト。
矢印
ラインを引く。プロパティ→スタイル→「+」
シンボルレイヤタイプを「シンプルライン」から「矢印」に。
ツールバーの「地物の回転」や「地物の移動」が使えます。
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