ケギボウシゴケに少し似ていますが、葉先にほとんど透明尖がありません。短い蒴柄があります。蒴柄は3mmくらいと短く、上にほとんど突き出ません。スナゴケ類らしく、よく分枝します。乾の姿は棒状ですので、チヂレゴケ類やコバノスナゴケなどと区別できます。
葉縁の基部には矩形の細胞列がはっきりとあります。細胞数は10~20個くらいです。
葉身中部の細胞は、方形が多いと思います。葉身中部の細胞に変な溝みたいな模様があって気になりました。パピラはよくわかりませんでした。
ナガエノスナゴケがあまりによく似ていて驚きましたが、チョウセンの方が蒴柄が短めかなと思いました。帽の形状も違うように感じました。
写真1:生育状況。岩に生えています。
写真2: 生育状況。ボサボサしています。結構大きいです。
写真3:生育状況。乾の状態です。棒状です。
写真4:茎先。蒴があります。
写真5:全形
写真6:全形
写真7:全形(湿)
写真8:蒴と蒴歯。蒴歯は糸状です。
写真9:葉
写真10:葉身
写真11:基部。矩形の細胞列です。16くらいはあります。
写真12:基部。矩形の細胞列は10くらいです。
写真13:基部。矩形の細胞列は20くらいあります。
写真14:基部。これには16くらいあります。
写真15:葉身下部の細胞
写真16:葉身中部の細胞
写真17:葉身中部
写真18:葉身中部の細胞。表面に不思議な溝。
写真19:葉縁部。変なくぼみがあります。
写真20:中肋
写真21:葉身上部
写真22:葉先
写真23:葉先
こんにちは。
返信削除サクの出ていた時期はいつ頃になりますでしょうか。
ご教示頂けますと幸いです。
ツルダ