2020年1月25日土曜日

シンモエスギゴケ

シンモエスギゴケ Pogonatum nipponicum (スギゴケ科) ニワスギゴケ類 <種一覧へ> <マトリックス> 1803三重31

端細胞ですが、変異が結構あって難しいです。
パピラはないように見えます。
平凡社の図鑑では端細胞は「ほぼ方形、上面はやや凹む」となっていますが、かなり凹んでいました。野口図鑑の絵もほとんど凹んでいません。でも、チャボスギゴケにような「多くは2叉」というほどではありませんでした。
葉形が先広なのでシンモエスギゴケとしましたが、チャボスギゴケとどこまで違うのかとても気になります。チャボスギゴケはまだ認識できていません。

写真1: あまり上広に見えません。

写真2: 葉は茎先に集まっています。

 写真3:葉は約5mmです。

 写真4:葉。上広に見えます。

 写真5:葉

 写真6:葉身下部

 写真7:葉身下部の葉縁部

 写真8:葉身下部の細胞

 写真9:鋸歯

 写真10:葉の断面

 写真11:中肋部

 写真12:薄板

 写真13:薄板

 写真14:薄板

 写真15:2つ並んだ端細胞もあります。

写真16:端細胞の様子。パピラはなさそうです。


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