2020年4月13日月曜日

ムクムクゴケ

ムクムクゴケ (ムクムクゴケ科) <種一覧へ> 2003東京88
Trichocolea tomentella

奥多摩では1ヶ所しか知りません。蒴は今まで一度も見たことがありません。

写真1:生育状況 

写真2:全形

写真3:背面

写真4:背面

写真5:背面

写真6:背面

写真7:背面

写真8:背面

写真9:腹面

写真10:腹面

写真11:腹面


2020年4月11日土曜日

ヤバネゴケ科

ヤバネゴケ科 9属22種 <種一覧へ> <マトリックス>



ヤバネゴケ科の特徴


・瓦状


所属する属


◆ヤバネゴケ属
◆シロヤバネゴケ属
◆フクロヤバネゴケ属
◆ツツバナゴケ属
◆ウキヤバネゴケ属
◆イイシバヤバネゴケ属
◆エゾヒメヤバネゴケ属
◆クチキゴケ属
◆シフネルゴケ属




<マトリックス>


マトリックスはコヤバネゴケ科といっしょに作成しました。










ムチゴケ科

ムチゴケ科 5属26種 <種一覧へ> <マトリックス>



ムチゴケ科の特徴


・倒瓦状
・腹片なし
・腹葉あり
・鞭枝



所属する属


◆スギバゴケ属(6)
◆コスギバゴケ属(3)
◆テララゴケ属(1):西表島のみ
◆ムチゴケ属(15)
◆ミジンコゴケ属(1):鹿児島~琉球






<マトリックス>










2020年4月6日月曜日

ハットリチョウチンゴケ

ハットリチョウチンゴケ Rhizomnium hattorii (チョウチンゴケ科) ②ウチワチョウチンゴケ類 <種一覧へ> <マトリックス> 2003三重51

渓谷沿いの岩場にやや普通に生えていました。
ケチョウチンゴケとの明瞭な識別点はよくわかりません。仮根の量がかなり違うと思いますが、それで分けていいのか心配になります。ハットリチョウチンゴケの方がケチョウチンゴケよりも葉が丸っこいようにも感じますが、これも変異がかなりありそうです。平凡社の検索表ですと、葉形、葉先、中肋の3点で分けていますね。
ケナシチョウチンゴケに比べると、確かに葉身細胞は等径に近いように思いますが、大きさや葉形には変異があって、結構細長いのもあります。
奥多摩の個体の検鏡写真はこちらです。

写真1: 雌株

写真2: 雄株

 写真3:雄株

 写真4:葉の様子

 写真5:全形

 写真6:新芽

 写真7:葉

 写真8:葉身中部

 写真9:葉身中部の細胞。大きさにばらつきがあります。

 写真10:葉身中部の細胞

 写真11:舷

 写真12:葉身上部

 写真13:葉先

写真14:細胞壁にくびれが目立ちます。


サクラジマツヤゴケ

サクラジマツヤゴケ Entodon calycinus (ツヤゴケ科) <種一覧へ> <マトリックス> 2003三重306

山地の樹幹に生えていました。
普段よく見るサクラジマツヤゴケに比べて蒴柄が長くて、雰囲気が違ったので、採集して検鏡しましたが、これもサクラジマツヤゴケの範疇ではないかと判断しました。
蒴柄が短めの個体の検鏡写真はこちらです。

 写真1:樹幹に生えていました。

写真2: 湿の様子

 写真3:生育状況

 写真4:全形

 写真5:蒴

 写真6:雌苞葉は5mmほどありました。

 写真7:葉

 写真8:葉

 写真9:葉

 写真10:葉身下部

 写真11:葉身下部の葉縁部

 写真12:葉身下部

 写真13:葉身下部の葉縁部

 写真14:葉身中部の細胞は95×8μmほどでした。

 写真15:葉身上部

写真16:葉身上部


キダチヒラゴケ

キダチヒラゴケ (ヒラゴケ科) <種一覧へ> <マトリックス> 2003三重315

この仲間で葉先に多細胞の大きな歯牙があるのはキダチヒラゴケだけだと思います。
生態写真あれこれはこちらです。

写真1: 生育状況

写真2: 全形。平面的です。

 写真3:全形。新芽が伸びてきています。

 写真4:茎

 写真5:茎

 写真6:茎。葉に横皺が目立ちます。

 写真7:葉は3.3mmほどあります。中肋は長めです。

 写真8:葉身下部

 写真9:葉身下部

 写真10:葉身下部の細胞

 写真11:葉身下部の葉縁部

 写真12:葉身中部

 写真13:葉身中部の細胞は細胞壁がやや厚く、くびれがあります。

 写真14:葉身上部

 写真15:葉身上部

写真16:葉先