2020年1月30日木曜日

ミヤコノツチゴケ

ミヤコノツチゴケ (ツチゴケ科) <種一覧へ>

観察が不足しています。間違っているかもしれません。ご注意ください。
昔ながらの田んぼではなくて、よく整備された普通の水田でした。

写真1:写真7までが小貝川近くの水田です。まわりにコモチマンネングサが生えています。 

写真2

 写真3:ギンゴケとホソウリゴケがあります。

 写真4

 写真5

 写真6

 写真7:ツチノウエノタマゴケといっしょに生えていました。

 写真8:ここから宮城県の田んぼです。

 写真9:葉が細くて雰囲気が違います。

 写真10:たまがあります。

 写真11

 写真12

写真13:茎の途中にたま。


チビッコホウオウゴケ

チビッコホウオウゴケ (ホウオウゴケ科)①舷あり <種一覧へ> <マトリックス> 1802三重13

滴り岩に生え、ツクシホウオウゴケに似ていますが、蒴は頂生です。
名前のとおり、かなりのちびっ子です。
保育社の図鑑に出ている絵とよく似ています。
葉の先端付近だけ舷がありません。この特徴は、ジョウレンホウオウゴケにも当てはまります。平凡社の図鑑ではジョウレンホウオウゴケに含めてしまったのかもしれません。
ただし、ジョウレンホウオウゴケは茎が約1cmで、舷の断面は2~数細胞の厚さがあるそうです。舷の列数も、ジョウレンの方が多い感じです。

写真1: 常に湿っている場所です。

写真2: 日当たりはよい所でした。

 写真3:茎の長さ(葉を含む)は2mmほどです。

 写真4:蒴は頂生で直立です。

 写真5:蒴は頂生です。

 写真6:全体が約2mmなので、1枚の葉は約1mmです。

 写真7:茎の全形

 写真8:葉身上部

 写真9:葉身上部。舷ははっきりしています。

 写真10:葉身上部

 写真11:どの葉も葉先には舷がありません。

 写真12:葉先

 写真13:葉先

 写真14:葉先付近の舷

 写真15:舷の様子

 写真16:葉身上部の細胞

 写真17:葉身上部の細胞(1目盛りは2.5μm)

 写真18:腹翼

写真19:腹翼


2020年1月29日水曜日

ホソホウオウゴケ

ホソホウオウゴケ (ホウオウゴケ科)②舷なし <種一覧へ> <マトリックス> 1801東京47

葉が茎に対して鋭角に出ています。濃緑色で光沢があります。
葉縁部が単鋸歯のところはナガサキホウオウゴケに似ていますが、ホソホウオウゴケは葉身部分が多細胞層で、細胞は平滑です。ホウオウゴケは重鋸歯です。

写真1:湿岩に生育 

写真2: 細いです。

 写真3:茎

 写真4:葉

 写真5:葉身上部

 写真6:葉身上部

 写真7:葉身上部

 写真8:葉身上部の細胞

 写真9:葉身上部の細胞(1目盛りは2.5μm)

 写真10:葉縁部

 写真11:中肋

写真12:腹翼


ナガサキホウオウゴケ

ナガサキホウオウゴケ (ホウオウゴケ科)②舷なし <種一覧へ> <マトリックス> 1802三重97

平凡社の図鑑では蒴は直立と書いてありますが、明らかに傾いています。でも、そよ風さんのナガサキホウオウゴケ(こちら)もしっかり傾いていましたので、問題なさそうです。
葉が茎に対して鋭角に出るので、ホソホウオウゴケにやや似ていますが、ホソホウオウゴケは葉身中部で3~6細胞の厚さがあります。ナガサキホウオウゴケは1細胞の厚さです。
ホウオウゴケとは鋸歯が違います。

写真1:生育状況 

写真2: 生育状況

 写真3:生育状況

 写真4:生育状況

 写真5:個体写真

 写真6:蒴

 写真7:葉身上部

 写真8:鋸歯は単生の微歯です。

 写真9:葉先

 写真10:葉身上部の細胞

 写真11:葉身上部の細胞(1目盛りは2.5μm)

 写真12:葉身上部の細胞

 写真13:中肋沿いに大きな丸い細胞があります。葉身細胞はマミラです。

 写真14:腹翼

写真15:腹翼の葉縁部は細かく波打っています。