ヒメコクサゴケとよく似ています。蒴があればわかりやすいけど、ないと結構難しいです。ヒメコクサゴケの蒴は傾きますが、コクサゴケは直立です。乾の時にコクサゴケは葉が茎に寄り添うので、ややもっさりした感じです。一方、ヒメコクサゴケは乾の時も葉は開出しているので、繊細な雰囲気です。
中肋は1本ですが、途中で分枝することもあります。葉は光沢があり、黒みを感じます。
ウスグロゴケ科のオカムラゴケも鞭枝をよく出し、葉が茎に寄り添っているので雰囲気がよく似ています。オカムラゴケは褐色みが強いです。
写真1:生育状況
写真2: 生育状況
写真3:生育状況
写真4:鞭枝が出ています。
写真5:樹状分枝。茎の下部の方は黒みがあります。
写真6:蒴
写真7:雌苞葉
写真8:茎葉
写真9:葉身。葉は卵形で、先端は芒状になりません。
写真10:葉身
写真11:翼部は濃緑色でお椀状に膨らんでいます。
写真12:基部
写真13:中肋下部
写真14:基部
写真15:葉身下部の細胞
写真16:葉身中部の細胞。オカムラゴケのような厚壁ではありません。
写真17:葉縁部
写真18:葉身上部
写真19:葉先
写真20:鞭枝
写真21:鞭枝の葉
写真22:鞭枝の葉の基部
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