2018年12月30日日曜日

ヒメコクサゴケ

ヒメコクサゴケ Isothecium subdiversiforme (トラノオゴケ科) <種一覧へ> <マトリックス> 801東京75 野989

山地林内の樹幹や岩などに群生します。
コクサゴケよりも繊細な雰囲気です。蒴があれば、両者の違いは明瞭です。コクサゴケの蒴は直立ですが、ヒメコクサゴケは傾きます。
以前はアオギヌゴケ科に入れられていたようです。雰囲気はアオギヌゴケ科のキンモウヤノネゴケや、イワダレゴケ科などの樹状分枝するもの(フトリュウビゴケコフサゴケなど)にも似ています。

写真1: 樹幹に群生

写真2: 乾でも葉は斜上しています。

 写真3:全形

 写真4:枝先は鞭枝

 写真5:樹状分枝

 写真6:枝の様子

 写真7:茎葉

 写真8:葉身

 写真9:葉身

 写真10:基部。翼部はお椀状に膨れて、濃い緑になっています。

 写真11:基部。

 写真12:基部

 写真13:葉身下部の細胞

 写真14:葉身中部

 写真15:中肋の様子

 写真16:葉身中部の細胞

 写真17:葉縁部

 写真18:葉身上部

写真19:葉先。コクサゴケよりも尖り気味。

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