2019年1月1日火曜日

サヤゴケ

サヤゴケ Glyphomitrium humillimum (ヒナノハイゴケ科) <種一覧へ>

樹幹の代表種です。関東ではヒナノハイゴケの方がずっと多いですが、西日本でNo.1はサヤゴケですか?
雌苞葉が蒴柄を包んでいる様子はポイントですね。
基本は樹幹でしょうが、岩上とかブロック塀とかにも生えます。

ヒナノハイゴケ科には3属6種が所属しますが、サヤゴケ属には次の3種が含まれます。
●チヂレサヤゴケ:葉縁が2~3細胞層で、細胞にマミラがある。葉はサヤゴケに似てる??。関東に記録なし。
●サヤゴケ:中肋は葉先に達し、短く突出する。葉縁は1~2細胞層。
●チャボサヤゴケ:サヤゴケよりもずっと小形。中肋は葉先に達しない。関東では神奈川のみに記録あり。

 写真1:この個体はやや葉が広め

写真2 

 写真3:まだ若い蒴

 写真4:乾の状態

 写真5:色がよくない個体

 写真6:まだ、膨らんでいない蒴

 写真7

 写真8

 写真9:タチヒダゴケ(左)とサヤゴケ

 写真10:この個体は葉がヤノウエノアカゴケによく似てます。

 写真11

 写真12:岩上に生育

 写真13

 写真14

写真15:おまんじゅうではないパターン


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