樹幹の代表種です。関東ではヒナノハイゴケの方がずっと多いですが、西日本でNo.1はサヤゴケですか?
雌苞葉が蒴柄を包んでいる様子はポイントですね。
基本は樹幹でしょうが、岩上とかブロック塀とかにも生えます。
ヒナノハイゴケ科には3属6種が所属しますが、サヤゴケ属には次の3種が含まれます。
●チヂレサヤゴケ:葉縁が2~3細胞層で、細胞にマミラがある。葉はサヤゴケに似てる??。関東に記録なし。
●サヤゴケ:中肋は葉先に達し、短く突出する。葉縁は1~2細胞層。
●チャボサヤゴケ:サヤゴケよりもずっと小形。中肋は葉先に達しない。関東では神奈川のみに記録あり。
写真1:この個体はやや葉が広め
写真2
写真3:まだ若い蒴
写真4:乾の状態
写真5:色がよくない個体
写真6:まだ、膨らんでいない蒴
写真7
写真8
写真9:タチヒダゴケ(左)とサヤゴケ
写真10:この個体は葉がヤノウエノアカゴケによく似てます。
写真11
写真12:岩上に生育
写真13
写真14
写真15:おまんじゅうではないパターン
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