2020年1月29日水曜日

ナガサキホウオウゴケ

ナガサキホウオウゴケ (ホウオウゴケ科)②舷なし <種一覧へ> <マトリックス> 1802三重97

平凡社の図鑑では蒴は直立と書いてありますが、明らかに傾いています。でも、そよ風さんのナガサキホウオウゴケ(こちら)もしっかり傾いていましたので、問題なさそうです。
葉が茎に対して鋭角に出るので、ホソホウオウゴケにやや似ていますが、ホソホウオウゴケは葉身中部で3~6細胞の厚さがあります。ナガサキホウオウゴケは1細胞の厚さです。
ホウオウゴケとは鋸歯が違います。

写真1:生育状況 

写真2: 生育状況

 写真3:生育状況

 写真4:生育状況

 写真5:個体写真

 写真6:蒴

 写真7:葉身上部

 写真8:鋸歯は単生の微歯です。

 写真9:葉先

 写真10:葉身上部の細胞

 写真11:葉身上部の細胞(1目盛りは2.5μm)

 写真12:葉身上部の細胞

 写真13:中肋沿いに大きな丸い細胞があります。葉身細胞はマミラです。

 写真14:腹翼

写真15:腹翼の葉縁部は細かく波打っています。


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