2020年3月28日土曜日

ヤクシマナワゴケ

ヤクシマナワゴケ (ナワゴケ科) <種一覧へ> 2003三重12

渓谷の岩場で見ました。
翼部が明瞭でした。
ナワゴケ科には5種ありますが、その中でヤクシマナワゴケが一番似ているように思いました。葉が図鑑の記述よりも小さめ(図鑑では3~4mm、この個体は2.8mmほど)なのが、少し気になります。

写真1: 生育状況。

写真2: 現場ではリスゴケかと思いました。

 写真3:鞭枝があります。

 写真4:枝がまばらな個体。

 写真5:走出枝の様子

 写真6:全形

 写真7:通常の枝

 写真8:鞭枝

 写真9:葉。葉先は急に細くなっています。

 写真10:葉身下部

 写真11:葉身下部。中肋は2叉しています。

 写真12:葉身下部。翼部は褐色に色づいています。

 写真13:葉身下部の葉縁部の細胞。翼細胞は大形で薄壁です。

 写真14:葉身下部の細胞

 写真15:葉身下部の細胞

 写真16:葉身中部の細胞。63×8μmほどでした。細胞壁にくびれがあります。

 写真17:葉身上部。葉縁部が内曲する様子は、保育社図鑑の絵(p157)によく似ています。

 写真18:葉身上部

 写真19:葉身上部の細胞にもくびれがあります。

写真20:葉先には微歯があります。


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