石灰岩に生えていました。
キールはないように見えました。
腹片の腹縁基部は長く下垂しているようには見えませんでした。平凡社だとホソは長く延下することになっています。→見直しましたら、結構延下していました(写真12以降に追加)。見る場所の違いと、濡れているとわかりにくいことがわかりました。
背片の先端は湿でも内曲していました。
「キール」と「延下」は明瞭な種とそうでない種があるのではと感じています。1個体の中でも結構変異があるように思います。
葉を噛んだら、少しピリピリしました。ニスビキカヤゴケほどではありませんが、辛味成分を多少持っているようです。
写真1:生育状況。ニスビキカヤゴケに比べると、分枝は多めでした。個体は逆に小さいように感じました。色合いも、ニスビキのような黒さはありませんでした。
写真2:全形
写真3:背面の様子
写真4:腹面の様子
写真5:腹葉も腹片も先端がよく反り返っていました。
写真6:腹葉をはずして、キールと延下を確認しました。キールはないように見えました。延下は大してしていないように感じました。
写真7:水の中です。湿の状態でも背片の先端は内曲しています。
写真8:腹片はやや角張っています。
写真9:背片の先は円いです。
写真10:葉身細胞。油体は10以上ある感じです。
写真11:葉身細胞。トリゴンはないように見えます。
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