2020年12月16日水曜日

キンモウヤノネゴケ

キンモウヤノネゴケ Bryhnia trichomitria (アオギヌゴケ科) ヤノネゴケ類 <種一覧へ> <マトリックス> 2003三重361

藤原岳の山頂付近です。
芽出しの頃の様子です。蒴はありませんでした。
細胞上端のパピラはかなり不明瞭でした。
茎葉は2.5mmでしたが、記述と合います。平凡社では2~2.5mmと書いてあります。
ヤノネゴケは1~1.5mmだそうです。
葉の基部はかなり耳状になっていました。これはかなりのポイントですかね。
最初、ヤノネゴケかと思いましたが、中性地にはキンモウで、湿性地にヤノネゴケですかね?
キンモウにしては細胞が太めでしたので、ヤノネゴケかと思ってしまいました。キンモウはもう少し厚壁であってほしいところです。

写真1:カルスト台地にて

写真2:新芽のもこもこした感じが特徴的かも

写真3:細い鞭枝もあります

写真4:全形

写真5:新芽が目立ちます

写真6:葉(茎葉)は2.5mmでした。

写真7:葉

写真8:葉身下部

写真9:葉身下部

写真10:葉身下部の細胞

写真11:葉身下部の葉縁部

写真12:葉身中部の細胞。45×7.5μmほどでした。

写真13:葉身中部の細胞。43×6μmほどでした。

写真14:葉縁部

写真15:葉身上部

写真16:葉身上部の細胞

写真17:葉先


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