2019年1月5日土曜日

アサイトゴケ

アサイトゴケ Pseudoleskeopsis zippelii (ウスグロゴケ科) <種一覧へ> <マトリックス> 1803三重17 野823

水際の岩場など、やや湿った場所に生えるようです。
同属にもう1種、ヤマアサイトゴケがあります。
ヤマアサイトゴケの枝葉の葉身中部の細胞は17-20×4-5です。
アサイトゴケは8-10×5-6.5です。ヤマアサイトゴケの方が随分と縦長です。
シノブゴケ科のコニワゴケもとてもよく似ています。コニワゴケにはわずかに毛葉があり、パピラは細胞の中央にあります。葉形や全体の姿はとてもよく似ています。

 写真1:生育状況。岩に生えていました。すぐ近くの別の場所では水路のコンクリートに生えていました。

写真2: 全形(乾)

 写真3:全形(湿)

 写真4:茎

 写真5:葉(枝葉、以下同様)

 写真6:葉

 写真7:葉身

 写真8:葉身。中肋の上部はしばしばくねります。

 写真9:基部

 写真10:基部葉縁部は狭く反曲します。

 写真11:葉身中部の細胞。上端付近にパピラ。

 写真12:葉身中部の細胞

 写真13:中肋

 写真14:葉身上部の細胞。上端付近にパピラ。

 写真15:葉縁部

 写真16:葉身上部

 写真17:葉先

 写真18:葉先

写真19:葉先の中肋の様子。中肋にも突起があります。


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