①イワイトゴケ類へはこちら、 ②ハリゴケなどへはこちら、 ③ノミハニワゴケなどへはこちら。
シノブゴケ科のうち、毛葉多数で2回羽状複葉のもの。毛葉多数で1回羽状複葉なら③へ。①と②は毛葉なしです。
(大きい系)
茎葉の先端が毛尖なら、あとは葉身細胞のパピラの数を確認するだけ。
パピラが複数ならトヤマシノブゴケ、1個ならヒメシノブゴケ。
茎葉の先端が毛尖でない場合、茎葉の先端細胞を確認。
鈍頭なら、リュウキュウ、アオ、オオアオのいずれか。
次に葉身細胞のパピラを確認して、1個ならリュウキュウ、複数大形ならアオ、複数小形ならオオアオ。
茎葉の先端細胞が鋭頭の場合、毛葉を確認。
毛葉が10個以上で、分枝していたら、オオ、コバノエゾ、コマノイトのいずれか。
枝葉の先端を確認し、鋭頭ならオオ、鈍頭ならコバノエゾかコマノイト。
コバノエゾとコマノイトは毛葉細胞の形と先端の尖り具合で区別します。
ホンシノブゴケは枝が全周に着く雰囲気により、目視で区別できます。
(小さい系)
毛葉が10個以下で分枝しない5種の識別には蒴が必要かも??
コマノイトシノブゴケとスギバシノブゴケは石灰岩性蘚類だそうです。
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