2019年3月10日日曜日

コフキチョロギウメノキゴケ

コフキチョロギウメノキゴケ(地衣類チャシブゴケ目ウメノキゴケ科ウチキウメノキゴケ属)p113

#葉状 #粉芽塊 #樹上 #岩上 #背面灰白色 #髄白色
K+黄→褐、C-、P+黄

裂片の先端に球状の粉芽塊をつける。
こんな粉芽塊をつけるのはほかにタカハシゴンゲンゴケくらいか。
タカハシゴンゲンゴケは裂片の間にかなりの隙間があり、すらっとした感じ? コフキチョロギウメノキゴケはそれに比べるとぼってりした感じ。背面もタカハシゴンゲンゴケの方がなめらかか。
地衣体の直径は10cmを越えない。ウチキウメノキゴケ属ではかなり小さめ。裂片湾入部の雰囲気はウチキウメノキゴケ属っぽさがある。
タカハシゴンゲンゴケは普通2~3cmで、大きくても5cmらしいので、それよりも大きめ。
タカハシゴンゲンゴケは背面灰白色で、黄緑色にならない。コフキチョロギウメノキゴケは灰白色~黄緑色。灰白色の場合は、どちらともいいがたい。
タカハシゴンゲンゴケに比べて、腹面はやや淡色か。タカハシゴンゲンゴケの方が腹面が黒くて、葉体辺縁部の黒が顕著?
街なかの普通種か?? タカハシゴンゲンゴケは逆に山地生??

東京都青梅市新町 街路樹に着生
 球形の粉芽塊をつける









タカハシゴンゲンゴケと比べると腹面辺縁部はかなり淡い気がする。偽根も短めか。

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