2020年3月4日水曜日

コスギゴケ

コスギゴケ Pogonatum inflexum (スギゴケ科)②ニワスギゴケ類 <種一覧へ> <マトリックス> 2003東京15

ヒメスギゴケとは巻縮の様子で見分けるのがいいでしょうね。
薄板の端細胞の形は、結構見にくかったですが、明瞭に楕円形でした。
よく巻縮しているコスギゴケは現場で見分けられますが、巻縮が弱いヒメスギゴケは、採取して強制乾燥しないと、断定は難しいですね。

 写真1:土上に生育。仮根を根のようによく伸ばします。

写真2:よく巻縮していれば、現場でもコスギゴケとわかります。 

 写真3:このくらい巻縮していれば、コスギゴケでいいと思います。

 写真4:湿の状態

 写真5:少し乾いてきたところとかなり乾いたところ

 写真6:相当よく乾いた状態

 写真7:葉身下部

 写真8:葉縁部

写真9:薄板の端細胞が横広の楕円形なことがわかります。ヒメスギゴケはほぼ円形だそうです。

写真10:端細胞の様子。大きいのも混じっています。

写真11:端細胞の様子。

写真12:端細胞


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