2020年4月5日日曜日

コメリンスゴケ

コメリンスゴケ Neckera flexiramea (ヒラゴケ科) <種一覧へ> <マトリックス> 2003三重208

渓谷沿いの岩場に生えていました。
分枝の少なさ、葉の長さ、中肋の長さ、葉先の形、葉身細胞の細胞壁の厚さやくびれの有無などをもとに総合的に判断しました。平凡社の図鑑ですと、樹木から下垂すると書いてありますが、この個体は岩に生えていました。
ハネヒラゴケとサイシュウヒラゴケが似ていて、難しそうです。ハネヒラゴケとは分枝の様子、サイシュウヒラゴケとは細胞壁の厚さやくびれの違いを重視しました。

写真1: 生育状況

写真2: 生育状況

 写真3:生育状況

 写真4:全形

 写真5:茎

 写真6:葉の長さは約2mm。

 写真7:葉

 写真8:葉

 写真9:葉

 写真10:葉身下部

 写真11:葉身下部の細胞

 写真12:葉身下部の葉縁部

 写真13:葉身中部

 写真14:葉身中部の細胞は43×5μmほどでした。

 写真15:葉身上部

 写真16:葉身上部

 写真17:葉身上部の細胞

写真18:葉先


0 件のコメント:

コメントを投稿