2020年10月23日金曜日

フトゴケ

フトゴケ Rhytidium rugosum (イワダレゴケ科) 毛葉なし <種一覧へ> <マトリックス> 2009長野40

高山帯の尾根筋で、ハイマツの周辺に生育していました。黄色が目立ち、光沢があって美しいです。
オオフサゴケにやや似ていますが、フサゴケはやや乾燥気味の明るい場所に生え、オオフサゴケはおもに林内です。オオフサゴケよりも若干小さめのように感じます。
最近は、イワダレゴケ科から分離して、フトゴケ科になっているようです。

写真1:生育状況

写真2:生育状況。コケモモなどと混生

写真3:全形

写真4:枝

写真5:枝

写真6:枝。しわが目立ちます。葉は鎌形です。

写真7:葉

写真8:葉。中肋は1本。

写真9:葉身下部

写真10:葉身下部。この葉は中肋が2本。

写真11:葉身下部

写真12:葉身下部の細胞

写真13:葉身下部の細胞は暗色になっています。

写真14:葉身中部

写真15:葉身中部の細胞。細胞の上端にパピラがあります。

写真16:細胞の突起(パピラ)

写真17:中肋の先端も突起で終わっています。

写真18:葉身上部

写真19:葉先

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