2020年11月14日土曜日

クチキハイゴケ

クチキハイゴケ Hypnum densirameum (ハイゴケ科) ③ハイゴケ類 <種一覧へ> <マトリックス> 2009岩手49

自信なし。要注意です。
大きさや分枝の状況などはイトハイゴケにあまりにそっくりです。
茎断面の表皮細胞で外側の壁が薄いこと、細胞壁が厚めで細胞が細いこと、翼部が大きめなことなどにより、クチキハイゴケかもしれないと思いました。今後の課題です。
なお、イトハイゴケは雌雄異株で、クチキハイゴケは雌雄同株だそうです。蒴の着きやすさも違うかもしれません。

写真1:新しい蒴が伸び始めています。古い蒴は倒れています。蒴柄は長めです。

写真2:カガミゴケと混生しています。

写真3:全形

写真4:枝の様子

写真5:枝の様子

写真6:雌苞葉。縦皺はありでしょうか。

写真7:茎断面の細胞。表皮細胞の外側の壁がやや薄いようです。コマノハイゴケやクチキハイゴケも気になります。

写真8:茎断面の細胞

写真9:葉

写真10:葉

写真11:葉身下部

写真12:葉身下部

写真13:翼部の細胞は大形で薄壁のように見えます。イトハイゴケはやや厚壁だそうです。

写真14:葉身中部の細胞。細胞壁が厚めに見えます。

写真15:葉身中部の細胞

写真16:葉身上部

写真16:葉身上部


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