ウマスギゴケに混生していたためか、枝がとても少なくなっていました。特殊なハイゴケだと思います。
追記(20201213)
葉先は細めですが、細胞が70μmとやや長めのこと、翼部上の方形細胞はやや少なめなこと、枝がまばらなことから、オオベニハイゴケの可能性も否定できないと思いました。
追記の追記(20201220)
三重県の大杉谷においてオオベニハイゴケらしきものを見ていました。この個体は茎葉の葉先が太短く、普通のハイゴケとは異質に見えました。秋田のこの個体は葉先が細長くなっていますので、オオベニハイゴケではないだろうと思いました。細胞の長さや翼部上方の方形細胞の様子などは変異が大きくて使いにくいのではないかと思いました。
写真1:全形
写真2:茎葉。広卵形。
写真3:茎葉。鎌形は強いです。
写真4:葉身下部
写真5:葉身下部
写真6:葉身中部の細胞。70×4μmほどでした。細胞壁はやや厚めでした。
写真7:葉先
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