少なくとも同一個体内で、普遍性が高いか低いか。
普遍性が低い形質は不安定な形質であり、分類には使いづらいということになるか
普遍性が高いのではないかと考えられる形質
・巻縮の仕方
現場では乾燥が不十分の可能性があるので、数茎を採集してよく乾燥させるといいと思います。
・葉縁部は乾燥する時、内曲するのか、外曲するのか
湿っている時
・葉縁部は内曲するのか、外曲するのか、平坦なのか
折れやすさ、取れやすさ
折れたり、取れたりすることにより、栄養繁殖を図っていると考えられる。
葉先が折れる性質
イワイトゴケ、カタネカモジゴケ、
葉が落ちやすい性質
ユミゴケ、マツバゴケ、
茎先が取れやすい、折れやすい性質
フデゴケ、ヤマトフデゴケ、ツリバリゴケモドキ、
芽出しの芽の様子
蒴柄のパピラ
あるなしが顕著な場合は普遍性が高いが、不明瞭な場合は使いづらい
葉身細胞のパピラも同様
葉の断面構造
ステライドの有無、多層性
茎の断面構造
中心束、表皮細胞
蒴の出現時期
蒴を伸ばし始める時期
普遍性が低い
・細胞の大きさ、形→不安定なことが多い
・中肋の長さ→不安定なことが多い
長さよりも幅の方が変異が少ないか
細胞よりも細胞壁の方が変異が少ないか
厚壁なのか薄壁なのか
厚角なのか
くびれはあるのかないのか
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