2020年11月21日土曜日

タカネゴケ

タカネゴケ Lescuraea saxicola (ウスグロゴケ科) <種一覧へ> <マトリックス> 2009長野55

八ヶ岳の亜高山帯で見ました。
イイシバゴケととても難しく、まともに識別できる気がしません。八ヶ岳のリストには両方出ています。
この個体は、葉身細胞も短めで、比較的タカネゴケに近いかなと思いました。
八ヶ岳にはキツネゴケも生えていますが、より大形で、枝が長くてモサモサしています。
ちなみに、地衣類にもタカネゴケがあります。

写真1:生育状況

写真2:蒴が目立っています。

写真3:蒴は直立です。

写真4:全形

写真5:湿の時は葉がやや斜上します。

写真6:蒴柄は図鑑の記述よりも長めでした。

写真7:葉は1mmほどでした。

写真8:やや太めの葉

写真9:葉身下部~中部の葉縁は反曲しています。

写真10:葉先には鋸歯が目立ちます。

写真11:葉身下部には翼部があります。

写真12:翼部の細胞

写真13:葉身下部の細胞

写真14:葉身下部の葉縁部

写真15:葉身中部の細胞。長さは様々です。

写真16:葉身中部の細胞。比較的短めが多いような感じです。

写真17:葉身中部の葉縁部

写真18:葉身上部は葉縁が反曲していません。中肋は葉先近きまでいっています。

写真19:葉身上部の細胞。上端や下端にパピラがあります。

写真20:葉先。中肋の先端も突起になっています。


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