奥多摩の林道脇で、コンクリート製の欄干に生えていました。
蒴を中心に観察しました。
口環はないように見えました。蓋についていないかも確認しましたが、蓋にもないように見えました。
乾の時に著しく巻縮しますが、口環がないので、シナチヂレゴケということにしたいと思います。内曲するだけのシナチヂレゴケは今まで見たことがありません。
葉を中心とした検鏡結果(別個体)はこちらです。
写真1:コンクリート製の欄干に生えていました。
写真2:全形
写真3:全形
写真3-2:巻縮の様子。チリチリです。
写真4:蒴柄は13mmほどありました。
写真5:帽
写真6:蒴
写真7:蒴下部の細胞。気孔は見当たりませんでした。
写真8:蒴表面の細胞
写真9:蒴上部の様子
写真10:壺部上端
写真11:壺部上端
写真12:蒴歯
写真13:蒴歯
写真14:蓋
写真15:蓋下端の細胞。口環は見当たりませんでした。
写真16:葉は5mmほどありました。
写真17:胞子は15μmほどでした。
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