タニゴケ Brachythecium rivulare
(アオギヌゴケ科) アラハヒツジゴケ類 <種一覧へ> <マトリックス> 1812埼玉64 野965B
茎葉の葉先が独特です。アオギヌゴケ属でこんな葉先のものはほかにないかも。
一番似ているのはアサマヤノネゴケでしょうか。葉形がとてもよく似ています。
ヤノネゴケ類は葉身細胞が太短いものが多いです。
ヤノネゴケの葉先は普通ねじれています。
ヤナギ科の
ミズシダゴケも若干似ていますが、蒴柄は平滑です。翼部もかなり違います。
写真1:沢筋の岩場に生育。
写真2:結構大きめのコケです。
写真3:蒴をよく着けています。
写真4:帽は無毛。蒴柄には全面にパピラが顕著でした。
写真5:全形
写真6:枝。茎葉と枝葉で大きさが相当に違います。
写真7:茎葉の葉身
写真8:中肋は3分の2くらいまで
写真9:翼部
写真10:翼部と葉身下部の細胞
写真11:葉身中部の細胞。50~90×7~9μmほど。
写真12:葉先
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